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​小規模保育に対する感謝

令和8年3月、子どもが保育所を卒所しました。
非常に寂しいですが、子どもが通った保育所は今年度で休園となります。

これまでお世話になった保育所や町への感謝の気持ちを込めて、この文章を綴りました。
文章を相談した友人から「多くの方に見てもらえる場所で」とありがたい言葉をいただき、このたびホームページに掲載いたします。

※本稿は、子育て当事者としての個人的な体験と感謝の思いをまとめたものです。

 子どもが生まれて間もなく、骨形成不全症という骨折しやすい難病と診断され、私の育児は大きな不安の中でのスタートとなりました。「この子をどう守っていけばよいのか」と悩みながら、先の見えない中で保育所探しを続けていました。

 

 そのような中で、我が子を受け入れてくださったのが、町内の小規模な保育所でした。「ガラスの骨」とも言われる子どもを受け入れることは、簡単なことではなかったと思います。それでも手を差し伸べてくださったことに、どれほど救われたか、今でも言葉では言い尽くせません。

 初めて子どもを預けた日、不安と申し訳なさでいっぱいだった私に、「大丈夫ですよ」と優しく声をかけてくださった先生方の言葉に、どれほど心が救われたことか、その時のことを今でもはっきりと覚えています。

 通うようになってから、我が子は少しずつ世界を広げていきました。友達と関わる楽しさを知り、笑顔が増え、できることが一つひとつ増えていく姿に、何度も胸がいっぱいになりました。

 小規模であるからこそ、一人ひとりに丁寧に寄り添っていただき、小さな変化にもすぐに気づいていただけたことは、私たちにとって何よりの安心でした。落ち着いた環境の中で、子ども同士がゆっくりと関係を築いていくことができたことも、大きな成長につながったと感じています。

 

 また、接触によるリスクが抑えられる環境であったことや、先生方との距離が近く、日々の様子を細やかに伝えていただけたことも、大きな支えでした。コロナ禍の中でも、不安なく預けることができたことに、深く感謝しています。

 

 さらに、運動会や公民館での行事などを通して、地域の方々とのつながりや温かさを感じることができたことも、この保育所ならではの大きな魅力でした。子どもを地域全体で見守っていただいているという安心感は、何ものにも代えがたいものであり、そうした経験は子どもにとっても、そして私たち家族にとっても、大きな財産となりました。

 

 気がつけば、あれほど不安だった日々が、いつの間にか安心へと変わっていました。それは間違いなく、先生方が我が子に寄り添い、日々大切に見守り続けてくださったおかげです。

 

 先生方をはじめ、地域の皆様、役場福祉課の皆様、そして町においてこのような支援体制が整えられていることに、心より感謝申し上げます。

 

 おかげさまで、我が子も卒所の年齢を迎えました。ここでの経験は、これからの小学校生活、そしてその先の人生においても、きっと大きな支えになると信じています。

今年度をもって休園となることに、深い寂しさを感じています。けれども、ここで過ごした日々、子どもたちの笑顔、地域の温かさ、そして先生方の深い愛情は、これからも私たちの中で生き続けていきます。

 

 この保育所で過ごした時間は、私たち家族にとって、かけがえのない宝物です。

これまで我が子を温かく見守り、育ててくださったことに、改めて心より御礼申し上げます。

今回の経験を通じて、支援を必要とする子どもや家庭が安心して過ごせる環境の大切さを実感しました。

 

 皆様の今後のご健康とご活躍を、心よりお祈り申し上げます。




以上、私の経験と感謝の思いをお伝えいたしました。
今後の活動の中でも、この経験を大切にしてまいりたいと考えております。

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